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cri-224  Le reve et les societes humaines
      Roger Caillois et G.E.von Grunebaum
      Editions Gallimard
      1967年
      1.470円

     カイヨワが中心となり計24編からなる夢の総合研
     究本的趣のある一冊(邦訳は法政大学出版局から
     『夢と人間社会』と題され上下巻で刊行)。前半
     は生理学や社会学といった方面からのアプローチ。
     後半は地域時代別の考察でエリアーデ、コルバン
     他、ややエラノス色の見られる内容ではあります。


 
 

  cri-225  Wittgenstein A Social Theory of Knowledge      David Bloor      The Macmilan Press      1983年      1.575円      気鋭の科学史家による(ウィトゲンシュタイン研      究の中でも珍しく後期の)『哲学探究』に焦点を      絞った一冊。全体は九章から構成されており、最      初に全体の計画(問題/方針)が示され、後の章      で明晰に論じられてゆきます。『数学の社会学』      培風館との併読も本書読解の補助線として◎かも。    
  cri-226  You Know My Method      Thomas A.Sebeok Jean Umiker-Sebeok      Gaslight Publications      1980年      1.575円 表紙カバー無しの裸本      東欧出身、戦火の中、米国へ。以後、研究の傍ら      記号/言語学を軸とした横断領域的雑誌の編集に      携わった夫妻による非常に面白い本。探偵ホーム      ズと米哲学者パースを「abdution」を軸に比較。      沢山の挿絵も添えられ、洒落た仕上がりになって      います。読みやすさの中にも示唆に富む一冊。    
  cri-226  You Know My Method      Thomas A.Sebeok Jean Umiker-Sebeok      Gaslight Publications      1980年      1.575円 表紙カバー無しの裸本      プラグマティスト、記号学者等々で片付けられが      ちなパースですがその思考の全容は実の所、不明      な部分が多く、きちんと研究がされだしたのは20      世紀も半ばに入ってから。本書はパース理解の補      助線としても示唆に富みます。読後にパース『連      続性の哲学』岩波文庫に挑戦するのも面白いかも。    
  cri-228  Infinite Jest : Wit and Humor in Italian Renaissance Art      Paul Barolsky      University of Missouri Press(Hardcover)      1978年      7.350円      体系化され緻密になる一方、創造性を喪失してい      った図像解釈学によるルネサンス研究に対して、      60年代に再評価の形で現れたバフチンのラブレー      論、カヌー事故で死亡し(無限に飲み込まれ?)      たコリーのパラドクス論から開始されたと思しき      次なる動き(を挑発的に指し示す)の結実が本書。    
  cri-228  Infinite Jest : Wit and Humor in Italian Renaissance Art      Paul Barolsky      University of Missouri Press(Hardcover)      1978年      7.350円      それまで、全くと言っていいほど取り上げられな      かった「笑い」というお題に着目してルネサンス      のタフさを記述(すると同時に現代にも結節させ      ようと)する、トリッキーな内容ですが、とにか      く読んで愉しい、ビザールな味わいの美術史本。      邦訳『とめどなく笑う』はありな書房より。    
  cri-232  芸術家の肖像、一般      フィリップ・ラクー=ラバルト      朝日出版社      1988年 初版      3.150円(絶版)      自画像に取り憑かれた作家を論じつつ、写真/絵      画を往還。その過程で「主体」に関する思考が記      述されてゆくエッセイ。思考の梃子としてボード      レール、ベンヤミン、フロイトが召喚される一方、      通奏低音のようにブランショの影が作用している      辺りが興味深い一冊。白井健三郎・守中高明共訳。    
  cri-237  囚人のジレンマ フォン・ノイマンとゲームの理論      ウィリアム・パウンドストーン      青土社      1997年 10刷      1.890円(現行価格2.730円)      逸話の多い科学者フォン・ノイマンの略伝と冷戦      時の東西対立を背景にゲーム理論の成立〜展開を      興味深く記述してゆく一冊。様々な(時にはゴシ      ップめいた)「ちょっとイイ話」が巧みに織り込      まれているので、科学読み物が苦手な方でも最後      まで楽しく読み通せるのではないかと思われます。    
  cri-238  Margins of Philosophy      Jacques Derrida      The University of Chicago Press      1989年      4.200円      『グラマトロジーについて』に次ぐ論考集。邦訳      は法政大学出版局より『哲学の余白』と題され上      下2巻揃いで7.980円。後の『弔鐘』を思わせる冒      頭の「タンパン」、ハイデッガー他の時間概念を      論じる「ウーシアとグランメー」、サールとの論      争に発展した「署名−出来事−コンテクスト」、    
  cri-238  Margins of Philosophy      Jacques Derrida      The University of Chicago Press      1989年      4.200円      豊崎光一訳でも知られる「白けた神話」等が収録。      A・フランス→マルクス/ニーチェ→プラトン/ア      リストテレスのレトリックを「太陽」「花」等の隠      喩を梃子に思考/記述(グー、アルチュセールへの      目配せも興味深い)する「白けた神話」にも顕著な      様に各論考に漲る思考の緻密さは圧巻を越えて異様。    
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