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cri-002 口頭伝承の比較研究3
川田順造・山本吉左右編
弘文堂
1986年 初版
3.150円(絶版)
1.「かたること/うたうこと」2.「声と身体のか
たり」3.「図像の説話性と象徴性」という三本柱
の下、九編の論考が収録。1.のセクションでは坂
部恵の<はなし→かたり→うた/ふるまい→ふり
→まい>という二系列の概念対比による論考、古
橋信孝のうた/かたの呪性(特に神懸り)を巡る
cri-002 口頭伝承の比較研究3
川田順造・山本吉左右編
弘文堂
1986年 初版
3.150円(絶版)
論考、山下欣一のユタに於ける祝詞を巡る論考と
何れも濃い内容。また2.のセクションでは廣瀬美
都による古代中世起源の日本伝統音楽論、大谷紀
美子のインド舞踊論が示唆に富みます。3.のセク
ションも小山清男、若桑みどり他、読ませます。
芸能論に興味のある方は一読の価値ありの一冊。
cri-003 日本祭祀研究集成 第二巻 祭祀研究の再構成
柳川啓一・坪井洋文編集
名著出版
1978年 初版
3.150円(絶版)
1960年代後半から高度工業社会の国々で盛んにな
った祭論。日本に於いても柳田・折口の研究蓄積
の上、更なる展開の萌芽が見られるようになりま
すが、そうした中から14論考が選ばれて大まかな
見取り図が描けるように編集された一冊。示唆に
富むと同時に資料としても興味深い内容。
cri-003 日本祭祀研究集成 第二巻 祭祀研究の再構成
柳川啓一・坪井洋文編集
名著出版
1978年 初版
3.150円(絶版)
巻頭に置かれた柳川論文は総説としての纏まりが
よく、以降を読むに際のツールとして◎です。異
人を扱った岡論文、宮座を巡る森岡論文、祭り/
町会を巡る赤池論文、沖縄の世界観を記述する渡
部論文、儀礼を巡る大林論文等々、何れも読み応
えがある論考集です。
cri-004 Marsile Ficin Et L'art
Andre Chastel
Librairie Droz
1975年
7.350円
M・フィチーノを軸に西欧精神の地下水脈こと新
プラトン&ヘルメス主義、古代神学等々の発現と
しての伊ルネサンス運動を記述する(論考として
もさることながら、読み物としても)非常に面白
い一冊。邦訳『ルネサンス精神の深層』筑摩書房
は現在入手困難。
cri-004 Marsile Ficin Et L'art
Andre Chastel
Librairie Droz
1975年
7.350円
著者はヴァールブルク学派の第二世代にあたり、
師はアンリ・フォション。「かたち」への拘りは
師譲り(バルトルシャイティス/米観念史学派と
の共振も注目)。尚、本書に於ける秘教/隠秘学
への接近に関してはユングの影響も大(J・ヒル
マン経由で占星術に興味を持った方は必読かと)。
cri-005 中世賤民と雑芸能の研究
森田嘉徳
雄山閣
1975年 初版
3.570円(現行価格5.349円)
古代から続く宗教儀礼・伝来仏教から派生した歌
唱・大陸からの諸芸能等々がシェイクされ、混乱
の中でアングラ芸術よろしく蠢いていたと考えら
れる中世。特にその後に廃れていった雑芸能&携
わった人々を丹念な資料と共に思考/記述してゆ
く類書の少ない一冊。
cri-005 中世賤民と雑芸能の研究
森田嘉徳
雄山閣
1975年 初版
3.570円(現行価格5.349円)
今から30年以上前の本ではありますが、何度かの
品切れを乗り切り、現在でも出版されているのは
本書の射程の長さと濃密な内容ゆえか。金口/声
聞師、女歌舞伎、千秋萬歳、アヤツリ物等々、魅
惑的な題材を(小沢昭一『日本の放浪芸』他を聴
きつつ)想像を巡らして読むのも一興かと。
cri-006 メタトロン 情報の天使
ソル・ユーリック
晶文社
1992年 初版
1.890円(現行価格2.940円)
映画『ウォーリアーズ』の原作者としても有名な
作家が80年代ポスト・モダン思想全盛期に米国に
於ける牙城(=S・ロトランジェ他が運営する)
「Semiotext(e)」から発表した一冊。題を見れば
一目瞭然、電子神秘主義濃厚ですが、距離さえ取
れば楽しい読み物。ハキム・ベイとの併読も◎
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