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eso-400 アウシュヴィッツ収容所
ルドルフ・ヘス
サイマル出版会
発行年月日不明
1.260円(絶版)
悪名高い収容所所長の告白録。彼はSSの一員でも
あり(留保が必要とは言え)資料的にも興味深い
本。淡々とした記述が読者(に理性の帰結として
のナチズムを再確認させ)を慄然とさせます。随
所に見られるSSへの忠誠も「霊的衝動」の負の側
面を再考させます。今、読んでも示唆に富む一冊。
eso-421 生物学から人間学へ ポルトマンの思索と回想
アードルフ・ポルトマン
思索社
1982年 2刷
1.890円(現行価格2.940円)
19世紀末に独に生まれ、ゲーテ自然学の系譜の上
で生物/人間学の研究を脱領域的に進めた研究者
も回想録。存在の起源/発展に一貫して強烈な関
心を抱き続けた彼は<エラノス会議>の重鎮とし
ても著名で本書でもその一端は伺えます。まずは
「読み物」として愉しまれることをお薦めします。
eso-422 生命あるものについて 生物の科学と人間
アードルフ・ポルトマン
紀伊國屋書店
1976年 初版
2.520円(絶版)
19世紀末に独に生まれ、ゲーテ自然学の系譜の上
で生物/人間学の研究を脱領域的に進めた研究者
のエッセイ集。微妙な際どさを湛えた生命(特に
進化/形態)論が独特の概念を駆使し記述されて
います。ある種の方にとっては霊感を激しく刺激
される箇所多数。三木成夫好きの方にもお薦め。
eso-443 ジャンヌ・ダルク処刑裁判
高山一彦編・訳
現代思潮社
1974年 2刷
1.575円(絶版)
英仏百年戦争の末期、神のお告げの下にオルレア
ンから立ち上がり獅子奮迅の働きをするも、後に
魔女として指弾され、異端審問の末に火刑台に消
えた少女の裁判記録。宗教/政治状況の対立交差
が極めて興味深い内容。M・トゥルニエの『聖女
ジャンヌと悪魔ジル』との併読もお薦めです。
eso-461 聖と呪力 日本宗教の人類学序説
佐々木宏幹
青弓社
1989年 初版
2.730円(品切れ)
シャーマニズム研究を通じて(呪術−宗教的現象・
形態に於いて、より幅広い概念である)憑霊研究
へとシフトした著者の論集。民俗宗教(イザイホ
ー他)〜都市のシャーマニズム〜新興宗教の検証
を主軸に現在(本書では1980年代)の呪力信仰を
解読する興味深い(今読んでも示唆に富む)一冊。
eso-464 ベルジャーエフ マルセル 現代キリスト教思想叢書7
ニコライ・ベルジャーエフ ガブリエル・マルセル
白水社
1974年 初版
2.415円(絶版)
共に1960年代実存主義流行の中、一括りにされて
紹介。消費以前に忘れ去られてしまった感があり
ますが、ベルジャーエフはソロヴィヨフ以降のロ
シア霊性の内に、マルセルはメルロ・ポンティの
最晩年の思考と併読(受肉、存在/所有、光等々)
してみるのも面白いのではないでしょうか。
eso-464 ベルジャーエフ マルセル 現代キリスト教思想叢書7
ニコライ・ベルジャーエフ ガブリエル・マルセル
白水社
1974年 初版
2.415円(絶版)
本書に収録されたベルジャーエフの論考は真理/
啓示、キリスト教/反ユダヤ主義の二論考。共に
汎資本主義下の相対/混乱を渡ってゆく際の精神
マップ形成にも有益かと。マルセルの方は最晩年
のエッセイ風論考。ここで思考の勘所を掴み『存
在と所有』を読み直してみる手も。
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