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eso-421  生物学から人間学へ ポルトマンの思索と回想
      アードルフ・ポルトマン
      思索社
      1982年 2刷
      1.890円(現行価格2.940円)

     19世紀末に独に生まれ、ゲーテ自然学の系譜の上
     で生物/人間学の研究を脱領域的に進めた研究者
     も回想録。存在の起源/発展に一貫して強烈な関
     心を抱き続けた彼は<エラノス会議>の重鎮とし
     ても著名で本書でもその一端は伺えます。まずは
     「読み物」として愉しまれることをお薦めします。


 
 

  eso-422  生命あるものについて 生物の科学と人間      アードルフ・ポルトマン      紀伊國屋書店      1976年 初版      2.520円(絶版)      19世紀末に独に生まれ、ゲーテ自然学の系譜の上      で生物/人間学の研究を脱領域的に進めた研究者      のエッセイ集。微妙な際どさを湛えた生命(特に      進化/形態)論が独特の概念を駆使し記述されて      います。ある種の方にとっては霊感を激しく刺激      される箇所多数。三木成夫好きの方にもお薦め。    
  eso-427  ナチスドイツ支配民族創出計画      キャトリーン・クレイ マイケル・リープマン      現代書館      1997年 初版      1.995円(現行価格3.150円)      霊的衝動の負性が「二十世紀の神話」に向け暴走      したナチズム運動。その中でも特に精力的に活動      したのがSS。本書はSSがアーリア民族増加の為に      行った「生命の泉」計画を丹念に検証してゆく本。      M・イレル他『狂気の家畜人収容所』、横山茂雄      『聖別された肉体』との併読を強くお薦めします。    
  eso-434  芸術と芸術家 ある抽象画家の思索と記録      ワシリー・カンディンスキー      美術出版社      1967年 5版      2.520円(品切れ)      『芸術における精神的なもの』『点・線・画』に      続く理論三部作の最終巻。前二作に比べ、やや寄      せ集め感はありますが、自作への批判に対する論      駁、他の作家への批評的論考、回想、何れの文章      からも著者特有の(神秘主義的)感覚/思考が読      みとれ、興味深い読書時間が過ごせるかと。    
  eso-434  芸術と芸術家 ある抽象画家の思索と記録      ワシリー・カンディンスキー      美術出版社      1967年 5版      2.520円(品切れ)      著者の神秘主義的思考への導入として、本江邦夫      『●▲■の美しさって何?』ポプラ社や『「光」      の解読』岩波書店所収の松浦寿夫の論考が役立つ      かと。その上で本書収録の図版を改めて見ると味      わい深さ倍増。更に余力のある方はS・リングボ      ム『カンディンスキー』平凡社に挑戦をお薦め。    
  eso-436  肉の影 世界異端の文学6      ピエール・クロソウスキー      桃源社      1967年 初版      2.940円(絶版)      妄想悪循環三部作で有名な著者キリスト教異端      活動とニーチェを掛け合わせ、お下品風味も加え      て産出した不穏な霊的衝動が漲る現代神秘小説の      最高峰。異端/エロスといった言葉に惑わされず、      肉体から分離した精神活動の可能性を思考実験し      た作品として読んでみるのも面白いのでは。    
  eso-443  ジャンヌ・ダルク処刑裁判      高山一彦編・訳      現代思潮社      1974年 2刷      1.575円(絶版)      英仏百年戦争の末期、神のお告げの下にオルレア      ンから立ち上がり獅子奮迅の働きをするも、後に      魔女として指弾され、異端審問の末に火刑台に消      えた少女の裁判記録。宗教/政治状況の対立交差      が極めて興味深い内容。M・トゥルニエの『聖女      ジャンヌと悪魔ジル』との併読もお薦めです。    
  eso-444  宗教の歴史と意味 エリアーデ著作集第8巻      ミルチャ・エリアーデ      せりか書房      1973年 初版      2.100円(現行価格2.940円)      20世紀の宗教学に於ける巨人が活動の絶頂期(19      59−1967年)に発表した論考を纏めた一冊。宗教      史研究の根拠と必要条件、方法論等々を(問題含      め-どちらかと言えば専門外の人に向け-論じたも      のが多く、宗教学入門としても読める内容。毀誉      褒貶の著者故、微妙に距離をとり読むのが◎かも。    
  eso-445  憑霊とシャーマニズム 宗教人類学ノート      佐々木宏幹      東京大学出版会      1983年 初版      2.730円(品切れ)      シャーマニズム研究を通じて(呪術−宗教的現象・      形態に於いて、より幅広い概念である)憑霊研究      へとシフトした著者の論集。読みやすさの中にも      当該地域の社会/文化実情との関連に目配せする      好著。祭司・シャーマン・王・イニシエーション      等々に関し示唆に富む記述の多い、読ませる一冊。    
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