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oth-418  定本 ディープ・コリア
      主画 根本敬 主文 湯浅学 主撮 船橋英雄
     青林堂
      1994年 初版
      1.470円(絶版)

     1987年にナユタ出版会より発行の『ディープ・
     コリア』にその後の大韓民国取材を加えた決定
     版。加速的に進行する汎資本主義の中で変貌し
     てゆく彼の国の一時期(&精神の核)を巧みに
     抽出。世界が差異と多様性とトホホから構成さ
     れている事を実感させてくれる必読&大推薦本。


 
 

  oth-422  空像としての世界 ホログラフィをパラダイムとして      K・ウィルバー編      青土社      1984年 初版      2.520円(絶版)      心理学に社会学、禅に生物学と各ジャンルを無節      操にパッチワークして東洋思想で味を付け、70年      代の西海岸でヒットしたニューエイジ思想は遅れ      て80年代に輸入されるや、かなりの人気を博しま      した。本書もそんな中で出た一冊。大人の空想読      み物として愉しむ分には◎な本です。    
  oth-424  宇宙の柳、たましいの下着      直枝政弘      boid      2007年 初版      2.940円(新品 CD付き)      非常に個的な音楽史本。しかし通常に見られるカ      タログ本や音楽紹介に名を借りた俺語り本とは全      く異なる内容。一見、個のバイアスがかかり過ぎ      に見えて、実は頁を捲るにつれ、その音楽を聴い      てみたくなる(←ここ重要)凄く正統派の音楽ガ      イド。更なる詳細はこちらを参照下さい。    
  oth-428  迫真の美を求めて 安部慎一混沌作品集      安部慎一      青林工藝舎      2001年 初版(1000部限定の652番)      3.990円(絶版)      70年代に「無頼派」の漫画家として一世を風靡す      るも、様々な事情から精神を病み創作から離れて      いた著者の作品集。副題が示す通りの内容ですが      作品のあちらこちらに、そこはかとなく漂う繊細      な叙情性は、確かに根本敬の解説にある「狂った      ダイヤモンド」ことシド・バレットを思わせます。    
  oth-435  デューラー      前川誠郎      岩崎美術社      1970年 初版      1.890円(絶版)      『メランコリア』他、画面に漂う神秘的な雰囲気      で独ルネッサンスの中でも独自な位置を占めるデ      ューラー。本書は彼の遺文に基づく評伝。著者は      本書の他にもデューラー論を手掛けており、解説      でも本書を里程標と記しています。読みやすい記      述で歴史ミステリの様に愉しむことも可能な一冊。    
  oth-436  別冊新評      全特集 唐十郎の世界      新評社      1974年 初版      1.890円(絶版)      当時、人気絶頂で寺山修司とは違った角度から、      無邪気な暴力&夢想性を軸に社会/文化へと挑発      を試みていた御大を多方面から浮き彫りにする特      集号。吉本隆明〜土方巽まで多彩な面々が登場。      良くも悪くも70年代の馬鹿っぽさが堪能できます。      冒頭の幼い義丹の写真が歳月を感じさせます。    
  oth-437  調教師      唐十郎      中央公論社      1979年 初版      1.890円(絶版)      犬へのフェティッシュな欲望に翻弄される男、三      銃士をもじった青春哀話、ハードボイルドになり      損ねた四畳半浪漫、といったお題の三作が収録。      何れの作にもシラケ流行の70年代末とバブル期予      兆の狭間で居心地悪げに宙吊りになった感情が仄      かな哀感共々、漂っています。装幀、篠原勝之。    
  oth-439  豹の眼 唐十郎第2エッセイ集      唐十郎      毎日新聞社      1980年 初版      2.100円(絶版)      著者のエッセイ集第二弾。ブラジル紀行、演劇論、      五木寛之との対談等々、日本脱出&原点確認をす      る事で、シラケ/安定志向の風潮に苦戦を強いら      れる御大が作戦を練り直している感のする一冊。      その後、『佐川君からの手紙』で復活してくる辺      りは流石と言うべきでしょうか。    
  oth-440  現代怪火考 −狐火の研究−      角田義治      大陸書房      1979年 初版      2.100円(絶版)      トンデモ本の宝庫である大陸書房ですが、本書は      真面目な一冊。研究とはいえ内容は殆どエッセー      に近いものなので非常に読みやすいです。狐火、      不知火、イルリヒト等(知識としては実用に役立      ちませんが)日常に退屈された折りに、ふと頁を      捲れば面白い時間が過ごせること請け合いです。    
  oth-443  ラ・プペ いつきたかし第一作品集      いつきたかし      ブロンズ社      1981年 2刷      1.470円(絶版)      1970年代末から80年代初頭にかけて平口広美、ひ      さうちみちお、宮西計三他を輩出したエロ劇画誌      『漫画大快楽』に掲載された作品を軸とした作品      集。70年代的な四畳半エロス幻想と80年代のプラ      スティック感覚の狭間で宙吊り/断末魔状態の情      感が全編に漲っており、今なら新鮮に読めるかも。    
  oth-444  淀川さんぽベスト作品集      淀川さんぽ      原っぱ社      1999年 初版 限定500部      2.940円(絶版)著者サイン入り      60年代末に雑誌『ガロ』に登場。脂っこさの中に      独特のポップさを感じさせるタッチで心ある読者      に衝撃を与えた著者の作品集。当時の作品に加え、      パソコン導入後の近作など七篇が収録。今やすっ      かり擦り切れた「無垢」という言葉がこれほど相      応しい作家はいないかも。正座して読みたい一冊。    
  oth-445  地下演劇14      特集1.戯曲 レミング 特集2.機械のドラマツルギー      演劇実験室 天井桟敷      1979年      1.575円(絶版)      『レミング』天井桟敷上演台本(挿入された小      竹信節による「レミング空間図誌」と題された      図版も面白い)と寺山修司と宇波彰による対談      『機械−逆エディプス』。共に閉塞感と開放感      の微妙な入り混じりが70年代末の雰囲気を伝え      ています。デザイン、戸田ツトム。    
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